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2012年2月15日水曜日

うれしいお手紙

私のお店をのぞいてくださった方から,とってもうれしいお手紙をいただきました。

Hello,

I just wanted to say how much I love your fans. They are truly inspiring. As a young woman of 14 years, and the oldest of seven children, my mother left school and went to work to help support her family. This would have been around 1921. She went to work at the Corticelli Silk Mills in Florence, Massachusetts. Her job there was to feed mulberry leaves to the silk worms. I remember her telling us about this when my sibblings and I were growing up, and your delightful fans brought back this sweet memory of my mother. I will try to save enough to purchase one soon.

Best regards,
Kathleen



 こんにちは、
あなたの素敵な団扇をみた私から、どれほどあなたの団扇が好きかをつたえさせてください。
あなたの団扇は,私をとてもドキドキさせてくれました。

 私の母は7人兄弟の一番上で、14歳の時に家族を助ける為に学校をやめて働きに出ました。
1921年頃のことです。
マサチューセッツ州フローレンスの Corticelli Silk Mills にやってきました。

 母はそこで,カイコに桑の葉を食べさせたりする仕事をしていたそうです。
私は母が、私たち兄弟を育てている日々のなかで、よくそのお話をしていたことを思い出します。
あなたの素敵な団扇は、私のそんな母との優しい時間を思い出させてくれました。
私はあなたの団扇が買えるように、いまお金をためていますよ。

キャサリーンより

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 時々アンテイ−クショップで見かける、かわいい木製のミシン糸や広告・・・
そこで働く14歳の女の子。。。






 この女の子は、どんな人と巡りあって、こんな優しい娘さんのママになったのかしら。。。

 子どもさん達は,たいへんなこともたくさんあったかもしれないママの昔話を、どんな思いで聞いたのかしら。
 
100年前のアメリカの風景とともに、そんなことを思いめぐらしました。

 私はお手紙があまりにもうれしかったので、すぐにキャサリーンさんにお返事しました。
 
 キャサリーンさんは、優しかったお母さまの思い出とともに、こうやってブログで紹介することをとても光栄だとおしゃってくれました。
100年近い時を超えて,私の手仕事が優しい思い出をつなげてくれた。。。
なんだか、そんなことを思ってしまう出来事でした。

 うれしいなあ。。。
 
 キャサリーンさんに、我が家でなぜ,こんなプロジェクトがはじまったか、明日にでもお話しなくては・・・ねっ(笑)


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