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2009年2月28日土曜日

Welcome




  


2月27日金曜日 
 Arlington の Fox Library にて行われた Craft Fair にお出かけ下さった皆様、ありがとうございました。


2009年2月23日月曜日

Save The Fox!


  Fox Library は私の町の小さな図書館です。街の中心にある Robbins Library の様な華やかさはありませんが、かわいらしい町の図書館です。ただ、残念なことに、折からの市の財政状況の悪化により閉鎖の決断と隣り合わせで開館されています。
今では週に3日だけの開館になりました。

今から5年ほど前、『図書館を利用しよう』を合い言葉に、当時子ども達が小学校に通っていた保護者を中心に、Arlington PTO Thrift Shop を開設しました。寄付された品物を廉価で販売するお店です。お店は大成功を収め、毎年まとまった金額を市内の学校へ寄付しています。
昨年6月からは装いも新たに The Little Fox と名前も変えて、再出発いたしました。

今度の金曜日、2月27日、夕方5時から夜9時まで。The Little Fox では婦人服の特別販売とともに、Craft Fair が開催されます。Craft Fair には町のCrafter 達が多数参加し、売り上げは全てFox Library の運営に寄付されます。

私もThrift Shop の運営に携わっていましたが、娘の育児もあって随分ご無沙汰しておりました。今回は久しぶりの参加です。微力ながら以下の三点を出品しました。



Shi- Awase- Otedama

四枚の布をつなぎあわせる
(四合わせ)と幸せを掛けたお手玉です。








 


着物地 パッチワークのボール

布製のボールは手触りも優しく、
赤ちゃんへのプレゼントに最適です。







ぬか袋

ぬか袋の詳細はこちらをご覧下さい。





      ぜひお出かけ下さい。

2009年2月13日金曜日

主婦のお仕事・・・

とっても情けない気分なのですが、日頃の運動不足が災いしてか、背中を痛めてしまいました。夫を送り出して,さあ仕事!と思った瞬間からだが動かなくなってしまったのです。
もうすぐ1週間になりますが、その間私ができる事はただ寝ているだけ。天井を眺めながら,なれない家事に奮闘する夫を『定点観察』する日々となりました。

折しもWinter Vacation 気分が盛り上がり、子ども達の学校も行事が目白押しです。Winter Concert にHigh Schoolの見学、Valentine Party.... 何もしてあげられなくて気分も落ち込みましたが、反抗期真っ最中のお兄ちゃんは優しくなり、妹のValentine Card を代筆している次男坊に温かい気分にさせてもらいました。
夫は口癖のように『主婦はたいへんだ!』と。本当に主婦の仕事はどうしてこんなに沢山あるのかしらと、冷静に眺めていると思ってしまいました。これに懲りて、私も自分の健康を見直さなくてはいけませんね。

ご迷惑をおかけした皆様、申し訳ございませんでした。

次男坊は一人で針仕事をチクチク・・・
なにをしているのかと思ったら,ハートのマスコットをプレゼントしてくれました。

2009年2月3日火曜日

丙午

  近頃、友人とのメールのやり取りに、面白がって落款(大げさですが・・・)代わりに[丙午]と書いています。同世代の友人の間で[丙午]が笑いの種になってそれからなのですが、若い世代の友人に丙午の話をしたところ、聞いた事もないと言われたので世代の違いを感じてしまいました。

 今年は丑年ですが、丑年といっても己丑(つちのとうし)の年、それと同じように午年と言っても5つ違うなまえがあって,1966年生まれの人は丙午(ひのえうま)年の生まれなのです。

 丙午生まれの女性は気性が荒く,夫にくってかかり,家に災いをもたらすという事でお嫁の貰い手がないとか・・・そんな笑い話にしかならないような事が昭和40年代のはじめ、まだまだ信じられていて出生率が大幅に下がるのです。受験の度に「丙午年の生まれのため合格率が・・・」などと、必ず話題になりました。

 私が母のおなかに宿った時、ご多分にもれず「丙午の年に子どもを産むなんて・・・」と随分言われたそうです。でも私の予定日はクリスマス、一週間遅れたら未年の生まれになると、母は祈るような思いで除夜の鐘を聞いたと言います。

 除夜の鐘が鳴り響き、ああこれでもう、いつ産まれても大丈夫と安心した母の気持ちを知ってか知らずか、何事ものんびりしている私は、しばらくしてお正月休みも終わった頃に生まれました。

 小言を言った人たちに意気揚々と私を見せて、「この子は丙午の生まれじゃないんですよ」と言ったら、節分までは前の年、易学上は立派な丙午だと言われた母は、奈落の底へと突き落とされたようだったと言いました。
 そんな母に近所のおばあさんが言ったそうです。

 おなじ町にある大きなお醤油問屋の奥さんは、実は丙午の生まれ。お嫁入りが決まった時に、やはり随分問題になったそうです。でも、旦那さんが「なにが悪い!」と一喝して縁談が破談になる事もなく、ご夫婦仲は円満で幸せな奥さんだと。
 それを聞いて母は、涙が出るほど嬉しかったと言いました。

 今日は節分です。毎年、姑が送ってくれるお豆のおまけのお面をつけて、子ども達は大はしゃぎします。家中に広がったお豆を掃除しながら、私はいつも、そんな周りの[おせっかいおばさん]の一言に落ち込んだ、まだ、今の私よりずっと若かった母のことを想うのです。

2009年2月2日月曜日

日本からのかわいいお手紙

 

  去年の夏、夫の仕事の関係で岡山県瀬戸内市の牛窓に一ヶ月滞在しました。目の前に小豆島をはじめ、瀬戸内海のかわいい島々が広がって、たいへん風光明媚な町です。

 子ども達は地元の小学校、中学校に体験入学する機会に恵まれ、古くから外の文化を積極的に受け入れてきた土地柄なのか、人々はとてもおおらかで、縁もゆかりもない私達家族をとても温かく迎え入れてくれました。

 クラスのみんなで日本のお友達に手紙を書いたら、とっても良い経験になるのではないかと思い、次男坊が牛窓でお世話になった廣畑洋先生に相談すると、快諾してくださいました。早速こちらの担任の先生に提案すると先生方も喜んでくださり、次男坊のクラスでは、みんなで日本のお友達にアメリカの学校の様子を伝える手紙を送ることになったのです。

 その手紙が牛窓に届いたのは2学期の終業式の日。廣畑先生は子ども達に翻訳しながらアメリカの子ども達の生活を伝えるとともに、冬休みの宿題として入れていた日記を、「知らせたいな、見せたいな」という内容に変更されたそうです。
 そして一月の末、次男坊のクラスに日本のお友達からの手紙が届きました。

 お手紙は宿題の日記です。今度は私がお手伝い・・・今日、Celebrity Reader としてクラスにお邪魔してきました。
 最初に日本語で読んで、つたない英語に直して聞かせました。子ども達は日本語の発音を面白がりながら、日本の年末の様子、餅つきや、おせち料理、お正月の遊び、そして、DSなどのゲーム機の話題に興味深そうに耳をかたむけてくれました。
 海の町らしい、お父さんの船のお話を寄せてくれたお友達、牡蠣の養殖をしているおばあちゃんのお手伝いをしたお友達の話もありました。大事なペットのお話、親戚の人たちとの交流など、子ども達は国が違っても、みんな同じように暮らしていることを感じてくれたようでした。

 この企画の相談をした時に、廣畑先生は、地球上のどこかに身近な友達がいる・・・そんな感覚が潜在意識に芽生えるといいなあと思いますと、おっしゃっていらしたのですが、私も本当にそう思います。そんなお手伝いができてとても幸せでした。
 
 瀬戸内市立牛窓西小学校の一年生のみなさん、かわいい素敵なお手紙をありがとうございました。みなさんの宿題の日記は、こちらの学校が終わる6月までクラスに置いて、夏休みになったら、おばちゃんが責任をもってみなさんにお返ししますね。
 そして、快くこんな機会を与えて下さった廣畑先生、本当にありがとうございました。