お友達が近くにお家を買いました。きょうはお引っ越しです。
何もお手伝いができないのがもどかしいので、お赤飯を炊きました。
二年前の小雪がちらつく中、三児の母になった私に、ボストン暮らしの大先輩がお赤飯を届けてくれました。
はいっと、手渡されたお重はまだ温かで、その重みを今も忘れる事ができません。
「なんとか乗り切るのよ!」という言葉と一緒に渡されたものは、冷凍のおでんセット。「大根、卵と一緒に煮とけば一食になるからね」という飾らない言葉に、同じ三児の母として、この地に足をつけて生きてきた人の優しさを感じました。
それから、日本を知るお友達にお祝い事があったら、お赤飯を炊く事にしています。
ただの自己満足とわかっていても、おめでとうという気持ちと、一緒にアメリカで
がんばろうねという気持ちをこめて・・・