毎年 Thanksgiving に Turkey を焼くのは私の楽しみでもありますが、もうひとつ、我が家にはこんな思い出もあるのです。
確かお兄ちゃんが7歳の Thanksgiving 、近所の友人が Thanksgiving Dinner に誘ってくれました。私の中で Turkey を焼くという物珍しさも少し薄れた頃です。家族で喜んで出かけて行きました。
たくさんのお客様に、ごちそう・・・お兄ちゃんもお友達と楽しく遊んで喜んで家に帰って来たら、「お母さん、僕の turkey はどこ?」と聞くのです。
「どうして?今いただいてきたでしょう」と言うと、あれは Sofia のお家のturkey 、僕のown turkey はないの?と、泣き出してしまったのです。
私は最初は意味もわからなかったのですが、こんなにturkey がお兄ちゃんにとって楽しみだったという事を知って、次の日 慌ててturkey を買いにでかけました。
そして、一日遅れでturkey を焼いたのです。
それからどんな時も、必ずThanksgiving には我が家のturkey を焼くようになりました。
2003年のThanksgiving 9歳のお兄ちゃんと一緒に♪ 半袖短パンで料理してるなんて、私もまだ若かったのね。。。(大笑) |
姫がお腹にいた年のThanksgiving ...
クリスマス頃が予定日だった私は、大きなお腹をかかえながら朝からturkeyを焼きました。
でもその日は、お腹が大きくてはturkeyを焼くのがたいへんだろうと、友達家族がデイナーに誘ってくれていたのです。
もちろん我が家のturkeyの話しはせずに、喜んでデイナーにおよばれしました。
お宅にお邪魔すると、そんなに大きなパーテイーでもなかったのに、大きなturkey が2匹料理されて並んでいます。
すごいなあ。。これを今晩みんなで食べるのかしら。。。なんて思いで眺めていたら、帰る頃になって友人が、いままで食べたturkeyはもちろん、手つかずのもう一匹のturkey まで包んでくれているのです。。。
えっ???って思って見ていたら、
Nobuko、これはね、家に帰ったら小さく分けて冷凍してね。
これがあれば、お産の後、しばらくは食べられるわ♪
・・・・私は、家に帰れば大きなturkeyが待っているなんて、とても口にできませんでした。
お兄ちゃんも、お父さんもそうだったみたい。。。
家族みんな、そのことにはとても触れられずお宅を後にしました。
家に帰ったら、21.87パウンドの、お兄ちゃんが選んだ大きなturkeyが待っていました。
そしてもうひとつ、これまた大きな友人が焼いてくれたturkey....
それに、おまけのようなこの日の残りのturkey....
他の日だったら、ご近所に美味しいローストターキーをお裾分けしたことでしょう。
でも、Thanksgiving....
アメリカ中でたくさんのturkey がお料理される日。どのお宅にもturkey が余ってたはずです(笑)
もちろん冷凍もしましたが、それからしばらく、我が家で七面鳥レシピが続いたのは言うまでもありません。
今年ももうすぐThanksgiving がやって来ます。
あんなにown turkey、own turkey と大騒ぎしたお兄ちゃん。でも、来年は私のturkeyを食べてくれないかもしれません。そう思うと胸がいっぱいになります。
「僕がね、大きくなってファミリーができて、お母さんのお家に帰って来たら、こんな大きなturkey を焼いてくれる?」大きなturkeyをねだりながら、私に向けた無邪気な笑顔が忘れられません。
今年は何パウンドのturkey が焼けるだろう。。。
お財布と相談しながら、でも、一年に一度の私の楽しみがやってきます。。。
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