ページ

2008年11月25日火曜日

Happy Thanksgiving!









 明日はThanksgiving 。たくさんの食べ物が売られている様子を見ていると、日本の年末を思い出します。

 日本のおせち料理のようにそれぞれの家庭の味があって、
 我が家は餅米を使ったstuffing が定番です。餅米にちょっとお醤油味を加えたスープを吸わせて、それを首のところにつめて焼くのです。栗や松の実なども入って、我が家の味になりました。

 おなかのところはパンのstuffing です。今年は近所のおばさんに教えてもらったOyster stuffing に挑戦してみようと思っています。
 Turkey も年々大きくなって、今年は23.08パウンドになりました。

 お兄ちゃんが幼稚園生だった頃、お店に並ぶ大きなTurkey をねだられて困ったことがありました。
 そのころの我が家は3人家族、とても食べきれる大きさではありません。無理なことを言い諭すと、「ボクがね、大きくなってファミリーを連れてお母さんのところに帰ってきたら、大きいの焼いてくれる?」と言うのです。
 いつか、本当にそんな日が来てくれるのかしら・・・そう思ったら、胸が一杯になりました。 
 
 今日は学校も午前中で終わりです。次男坊をお迎えして車に乗ろうとしたら、隣の車に学校の秘書さんが乗っていました。
 彼女は今年の春、大学生だった息子さんを亡くされたのです。
 
 顔が曇った私を悟られたのか、大きな笑顔で「Happy Thanksgiving!」 と手をふってくれました。

 どんなにたいへんなことがあっても、今の幸せを感謝して大切にしなさい。
彼女の笑顔はそう教えてくれているようでした。

 Happy Thanksgiving.


Kimono Demostration


次男坊の今月の社会科トピックは「日本」

 習字を練習してみたり、日本地図を書いて「Honsyu」「Hokkaido」・・・
Mt. Fujiと、盛りだくさんです。

 私もお手伝い。着物を持って子ども達にたくさん触ってもらいました。子ども達は100年以上たっても柔らかい絹の手触りにびっくりしてくれました。















 担任の先生はとってもスリム、サイズ4で作ったイブニングドレスを服の上から羽織ってもこの通り・・・

 このドレスは大正時代の色留袖からつくってあります。
友禅染の美しさに、先生方も驚嘆の声を上げてくれました。




















 女の子達はゆかたに興味深々、思わぬところから手を通したり、帯の長さに大はしゃぎです。

 私がすむ町は、京都府長岡京市と姉妹都市です。

街の図書館にも長岡京市から送られたすばらしい振り袖が飾ってあり、Cool Japan! と日本の文化に興味を持ってもらえる事は、とてもありがたいといつも感じています。

2008年11月20日木曜日

小さな責任感



 今日は珍しく、夜中の3時頃から娘の夜泣きがはじまりました。私も目が冴えてしまって眠れないので仕事をしていると、また泣いて、添い寝してもまた泣いての繰り返し・・・そのうち、5時頃からたいへんな勢いで泣き叫び出しました。
 「おしっこ」と言うのでオマルを用意すると、蹴飛ばして怒ります。おむつをはかせようとしても頑として拒んで泣き叫ぶので、抱っこをしていたら、そのうち私の膝で大きな地図をかいてしまいました。
 「たいへんだったわね、我慢していたの?」と尋ねると、照れくさそうにオマルの使い方を説明してくれました。
 
 実は、彼女は昨日、遅ればせながら「オマルデビュー」をしたのです。それからも何度も失敗しているくせに、家族からの拍手喝采が忘れられなかったのか、一生懸命、寝ぼけながらもオマルでしなくてはならないと思ったのかもしれません。彼女なりの小さな責任感がいじらしく思えました。

 我が家の「アンパンマンおまる」は、お兄ちゃんが一才のときのお誕生祝いでした。お兄ちゃんが生まれてすぐ、夫の故郷、神戸は震災にあいました。夏を過ぎても神戸への物流はまだまだたいへんで、姑が所々不通のバスや電車を乗り継いで、大阪まで出かけて買ってくれたものです。

 彼のおむつがはずれるまで、度重なる渡米にも一緒について海をわたり、次男坊が生まれて、またアメリカにやってきました。
 娘が補助便座さえも使わなくなったら、さすがに我が家での役目を終えることでしょう。
でも、まだまだ現役です。

 
 

2008年11月10日月曜日

Halloween 2008











今年も我が家の庭はクモの巣だらけ・・・




  今年の子供達のお気に入りは,足を広げたら4メートルの巨大クモ
  近所の人気者で,知らない人まで一緒に写真をとりにやってきました。

             































次男坊が作ったカボチャさん・・・・相変わらず,名前はBob君です。


 子供達と一緒に作りました。玄関を開けるとみえる,ネズミちゃんワールドです。




























 今年の私のコスチューム、「Country Pumpkin Mom」です。

 そもそもこのコスチュームを作ったのは,夏の我が家のヤードセールにお向かいのおばさんが、娘さんが使ったドレスのペチコートを出してくれたからです。
サイズは私の半分,「こんなの着れないわ〜」と笑ったのですが,ハロウィンなら使えるかもね・・・と言う事でただでもらったのです.

 ドレスの生地は使わなくなったシーツ、紅茶染めをして古い感じを出しました。
 
 それを半分に切り,大きな輪を作ってゴムを通しただけの簡単仕立てです。そのゴムも使わなくなったパジャマのリサイクル。どれだけ材料費をかけないか,それを考えるのも楽しみの一つです。

 ショールは今年の夏にお役御免になったコットンオーガンジーのカーテン、日に焼けて黄ばんだ感じがさり気なく(笑)気に入りました。帽子は子供達が赤ちゃんだった頃のTrick or Treat で、私のために作ったものです。

 結局仕事に追われていたら,これを作り始めたのは当日の朝。直線縫いばかりなので簡単なのですが,とにかく直線が長いのです。ひたすらダッ,ダッ、ダッツと縫っていたら,あまりの騒音に訪ねてきてくれたお友達のチャイムが聞こえないほどでした・・・




 次男坊はIndiana Jones、我が家の姫は小さなお嫁さんです。

 娘は当初はPrincess のはずだったのですが、長袖のTシャツが面白みがないので、チュールを袖に付けてあげたのです。そうしたら、それは袖ではない、頭に付けるのだ!!と怒るのです。おかしいですね、どこでみていたのでしょう・・・
そういう訳で、急遽「お嫁さん」という事になりました。

 このドレスは、Spring Dress として作ったスカートの上に、これもまたカーテンで作ったオーバースカートを着ています。

 ある日、カーテンのサイズ直しをしようとして失敗した近所のおばさんが、私のところに助けを求めにきてくれました。その時の残りです・・・ちょうど娘のスカート丈くらいだったので、二重に重ねてレースのスカートにしました。

 お姫様ドレスで裾幅がとっても広がります。娘は前後あわせて4日、このドレスを脱ぎませんでした・・・さすがに5日目に真っ黒になったドレスを洗わせましたが・・・と言う訳で、これも材料費はゼロです。

 次男坊は今年の夏の大好きな映画から、Indiana Jones です。ジャケットと、Adventure Bag をつくりました。

 ジャケットの生地は一瞬革にもみえるので、「Pretend Leather Jacketだ!」と大喜びです。

 元々これはシーチングで作るつもりだったのですが、生地屋さんでこの布を見つけた彼は一目惚れ、どうしてもというので予定外でしたが生地を買いました。
 1.5 yard(1.5 メートル弱)で足りると思ったのですが、家に帰って型紙をあててみると思いのほか生地が必要なのにびっくり。知らない間に、本当に子供は大きくなりますね。
 でももう、ハロウィンコスチュームだから・・・と自分に言い訳をして、縦地、横地を駆使。なんとかそのなかにおさめました。
 
 バックは帯をほどいた残りの帯芯でつくってあります。帯芯の白いバックを茶色にそめました。

 帽子と、鞭はIndiana Jones Goods を買って、鞭さばきもばっちりです。

 後ろに見えるプール・・・・もう、いい加減片付けなさい!!と、親子けんかの種だったのですが、要するにハロウィンの日の小道具として使いたかったらしいのです。夜、お兄ちゃん達の怪しい演出につかわれておりました。

夜になりました、Jack-O'- Lantern に火がともります。



        ネズミちゃんもかわいいお客さん達をお迎えします・・・



















 お兄ちゃんはBarack obama、お友達はMcCainになりました。

 やはりこの土地柄、Obamaになったお兄ちゃんは、McCainになったお友達よりExtra Candy をもらえたそうです。随分うけたようで、二人とも上機嫌で帰ってきました。

 そのあと、お兄ちゃんは去年作った死神の衣装に着替えて、お友達もマスクを脱いで、ネクタイをはずして出かけました。
 何を考えているのかと思ったら、要するにお色直しして、またTrick or Treatにでかけたのです。あきれてものが言えません・・・・



 お隣のお友達も怪しげなエイリアン・・・実はこのあと、彼がSuper Hero になって、このエイリアンのマスクをパパがかぶって登場しました。



 お向かいのおばさんは Piligrim Fathers ,お孫ちゃんは今年の夏スペインで買ってきたドレスでフラメンコダンサーに、違うお向かいのIncredibles パパも笑えました。

 ハロウィンは近所の人たちと一緒に楽しめます。意外な一面もみえたり、これをきっかけに仲良くなれたり。

 近所にある、毎年ハロウィンのかざりに1,000ドルをかけるという噂のお化け屋敷のお宅は、今年も大盛況。配るCandyも並みではありません。一袋にCandyのみならず、小さなおもちゃや文房具もはいっています。

こんなおおらかなご近所付き合いが、私は大好きです。

2008年11月7日金曜日

かわいい My Apple




   私のコンピューターがようやくなおってきました。



 また、ゆっくり更新したいとおもっています。
どうぞおつきあいください。